こんにちは 院長の高屋です。
最近、雨やら雪やらで天気はイマイチですが、病院の工事の方は順調に進んでおります。
内装の壁や受付カウンターなども出来始め、だいぶ病院らしくなってきました。
写真の手前が猫用入院室、奥が犬用入院室です。
猫ちゃんを入院でお預かりする際、同じ空間に他のワンちゃんの声やニオイがするとそれだけでストレスになってしまいます。
なので当院では少しでも入院患者さんのストレスを軽減する為に、犬と猫用の入院舎を別々にしています。
先日、大阪までセミナー(勉強会)に行って来ました。
今回の内容は消化器外科です。胃や腸を手術する際のコツ・テクニック等を学んできました。
動物病院でよく遭遇するのが、消化管内異物、つまり様々な物をワンちゃん、猫ちゃんが誤って食べてしまい、腸などに詰まらせてしまう事態です。
ボール、紐状のもの、ティッシュ、ペットシーツ、などなど、時として信じられないものを動物達は食べてしまいます。運よく吐いたり、便の中に出てきたらいいのですが、状況によっては手術も必要になり、手遅れになると消化管に穴が開いたりして命を落とす事もあります。
防ぐ手段は、上記の様なペット達が興味を示すものを手の届く範囲に置かないことしかありませんが、『少し目を離しているスキに…』食べてしまう事も多いようです。猫ちゃんも、紐遊びをしているうちに紐に対する執着心がどんどん強くなり、余計に紐を食べたくなる事もあるようですす。ペット達と遊ぶ時には、くれぐれもご注意下さい。
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京都府亀岡市大井町並河新戸19-1
TEL&FAX:0771-20-2520
ホームページ https://www.takaya-ah.com/
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