血液生化学自動分析装置
FUJIFILM DRI-CHEM 4000sV
血糖値や腎臓や肝臓の機能を始め、電解質等、大半の血液検査の実施がこの一台で可能です。犬リパーゼや犬CRPなど特殊な項目も測定可能です。さまざまな数値を院内でスピーディーに検査します。
全自動血球計数装置
NIHON KOHDEN Celtac αMEK-6458
白血球数の増減や貧血の有無、血小板の数を調べる検査機器です。
犬、猫の他にウサギやなどでも使用できます。
動物用免疫反応測定装置
富士フィルム IMMUNO AU10V
甲状腺機能検査(T4,TSH)や副腎皮質機能検査(コルチゾール)の測定を行い、甲状腺機能亢進(低下)症や副腎皮質機能亢進(低下)症を診断したり、TBA(総胆汁酸)を測定し、肝不全や門脈シャントといった病気を診断します。
外部検査機関に依頼する場合は採血後結果が出るまでに日数を要していましたが、院内検査にて迅速に診断を下し速やかに治療を行うことが可能となりました。
血液凝固分析装置
Wako COAG2NV
院内で血液凝固の検査が可能になりました。
腫瘍や病気の末期には血液の凝固異常が出てきます。手術前にチェックすることで血液凝固異常の有無の確認や輸血の必要性について確認出来ます。
遠心分離機
KUBOTA 3220
血液中の赤血球の%や、蛋白量を実測値でみることができます。
また、血清を分離することで、各種血液生化学検査や、アレルギー検査、その他外注検査を行えます。
屈折計(尿比重・血漿蛋白)
HESKA HSK-VET
動物専用の屈折計で、腹水、胸水、尿、血漿、血清に含まれるタンパク質の量や比重をより正確に 測定する事が可能です。
(人間の比重とは異なる為、正確な比重測定には動物用が必要です)
小型尿分析装置
尿の性状を数値として正確に測定できる機器で蛋白/クレアチニン比が測定できるので、腎臓病の早期診断にも役立ちます。
耳鏡・検眼鏡
耳鏡は外耳道の奥を見る事ができ、外耳炎の程度や耳道内の腫瘤の確認ができます。検眼鏡およびスリットランプは、角膜・水晶体・眼底などの状態を調べる機械です。
眼圧計
TonoVet
眼圧を測定する機器です。従来の眼圧計と違い、局所麻酔が不要ですので迅速に眼圧が測れます。緑内障やブドウ膜炎などの病気の診断に利用します
スリットランプ
KOWA SL-17
スリット光と言われる特殊な細い光を用いることで、目の表面だけでなく前眼房(角膜の内側)や水晶体の状態を詳しく調べることができます。
白内障の診断に必要です。
X線発生装置
動物専用のX線照射器(レントゲン検査)です。各体格/撮影部位で適切なX線照射が可能なので、動物への負担は最低限で済みます。手術X線室の天井にスライド走行しており、ここからX線が発生して前述のデジタルX線システムとの組み合わせで実際のX線写真が作られます。当院では出力が高く大型犬の撮影でも充分な画質が得られる機器を使用しています。
デジタルレントゲン装置
デジタル画像診断システム コニカミノルタ REGIUS ∑
レントゲンをデジタル化することで、鮮明で見やすい画像となります。
現像する必要がないので短時間で検査が可能になり、また廃液が出ないので環境にも配慮した検査機器です。
医療用画像解析ソフト osirix
osirix
レントゲンや超音波検査の画像、顕微鏡の映像などをデジタル化し、飼い主様に、より分かりやすい情報の提供をすることが出来ます。
また、過去の画像との比較も簡単に出来ますので、異常の早期発見にもつながります。
光学顕微鏡
SHIMAZU BA210EINT
血液(赤血球や白血球、血小板など)の形態の観察や、皮膚、耳垢、便、尿の検査、腫瘍を含む細胞の検査などに使用します。大きなモニターに視野が映し出されるため、飼い主様にも顕微鏡画像を一緒に見て頂いてご説明させて頂きます。
超音波診断装置
TOSHIBA Xario-100
肝臓や腎臓、消化管や膀胱などの内部構造を確認し、構造の変化や結石など有無、妊娠などを判定します。また、血液の流れをリアルタイムで観察できますので、心臓疾患を早期に、そして心臓のどの部分が悪いのかを精密に発見することが可能です。他にも水頭症、網膜剥離や関節炎の程度を判定することにも使用します。
猫、小型犬から大型犬まで大きさの異なる動物に対しても対応できます。
内視鏡システム
OLYMPUS VO-3B
外部径5.5mmの最新型オリンパス製動物用内視鏡(OLYMPUS VQ TYPE 5112B、OLYMPUS VO-3B)を利用した検査および異物除去を行っております。 誤って誤食した異物をお腹を切らずに取り出したり、慢性胃腸炎やガンなどの細胞検査に大いに役立っています。
ICU装置
東京メニックス PERUPA p-100
動物用の集中治療室で、24時間体制で酸素濃度・湿度・温度の管理ができます。術前術後の酸素管理をしたり、肺水腫や熱中症などの疾患で酸素や温度管理が必要な時に使用します。
酸素濃縮装置
テルコム H-13
空気中の酸素を濃縮することが出来る機器です。呼吸器疾患や心臓病で、呼吸の状態の悪い動物に使用します。また、低濃度大流量のため二酸化炭素中毒などのリスクも抑えられます。
輸液ポンプ
点滴の量や速度、時間を設定できるため、手術中の点滴治療に用いられます。
シリンジポンプ(微量点滴機)
通常の輸液ポンプでは点滴することができない程の微量な薬剤の投与などの点滴に用いられます。主に抗がん剤投与などで用いられます。
心電図麻酔モニター
NIHON KOHDEN LifeScope BSM-3592
麻酔中の心拍、呼吸、血圧、血液中の酸素濃度などをモニタリングする機械です。この機器により、動物の麻酔中の異常をいち早く感知し、対応することが可能になります。
麻酔器/人工呼吸器(ベンチレーター)
CROSS MEDICAL Compact-15
CROSS MEDICAL Pbreath
全身麻酔をかける時に、吸入麻酔薬を気化し酸素と同時に動物へ供給する機械。当院では、注射麻酔の他、麻酔中はガス麻酔で維持しているため、より安全で体への負担が少なく、麻酔からの覚醒も早いものを用いております。また、人口呼吸器は、換気回数、換気圧を設定でき、最も安全な環境で手術を行う事ができます。
電気メス
OLYMPUS ESG-400
従来の電気メスの持つ切開、凝固機能を更に進化させた機械です。止血しながら組織を切開する事が可能です。
また、当院で使用しているソノサージ(
»詳しくはこちらをご覧下さい。)と同様に、糸を使わずに血管をシーリング(止血)する事が可能で、避妊・去勢手術でも体内に異物(縫合糸)を残すことなく安全にかつ迅速に手術が行えるため、動物への負担を最小限にする事が可能となりました。
オートクレーブ
TOHO TE-240RE
手術器具を滅菌し、無菌状態を作り出し、清潔な手術を実施するために不可欠なものです。
ガス滅菌機
TOHO CT-190C
オートクレーブ(高圧蒸気滅菌機)の使用に適さない手術器具を滅菌することができます。
サクション
水分を吸引する機械で、手術時には腹腔内を洗浄する時などに使用されます。腹腔内を洗浄することで癒着や感染の予防ができます。
超音波スケーラー
NSK Varios 370E
先端の超硬チップへ超音波振動と冷却消毒水を噴霧し、固くこびりついた歯石を手早く除去し歯をピカピカにします。
整形外科用ドリル
DePuySynthes ColibriⅡ
整形外科手術で使用する高性能の医療用電動ドリルです。
先端のアタッチメントの変更により様々な用途に適応します。
骨の中に金属のピンを入れたり、穴をあけたり、時には骨の一部を切断することができます。
骨折整復術や大腿骨頭切除術、膝蓋骨脱臼整復術などに使用します。
神経外科用高速ドリル
DePuySynthes Electric Pen Drive (E-Pen)
主に椎間板ヘルニア等の神経外科で、脊髄にアプローチするための骨掘削に使用します。
繊細なドリリングが可能です。
超音波切開凝固装置
OLYMPUS SonoSurg (ソノサージ)
超音波振動により発生する熱を利用し、組織を凝固したり切断する事ができる機械です。
縫合糸を用いずに血管を閉塞・切断する事ができるため、お腹に縫合糸を残さず手術する事ができます。
「縫合糸を使わない」「麻酔時間の短縮」「痛みの軽減」など動物達の負担を軽減できます。詳しくはこちらのページをご参照下さい。
»詳しくはこちらをご覧下さい。