4月になりすっかり春めいてきました。
春は予防のシーズンです。予防できる病気は積極的に予防してあげることが大切です。
動物はヒトの言葉をしゃべれません。だから、病気に気付いた時は病状がかなり 進んでいることも多いのです。
●狂犬病ワクチン
発症すると死亡率100%の恐ろしい病気です。狂犬病予防法により、生後91日以上のワンちゃんを飼われている方は、登録(生涯)と年に1回のワクチン接種が義務付けられています。ワクチン接種は、4月に各地区で行っている集合注射でも(日時指定)できますし、病院でも(診察時間内ならいつでも)同様に接種しています。料金は同じです。
【初めての方】
登録と注射を同時に行い、「鑑札」と「注射済票」をお渡しします。(当院では、役場に行かなくても届出手続きができます。)
予約は必要ありません。注射は毎年接種しないといけませんが、登録は一生涯に1回ですので、鑑札は大事に保管して下さい。
一度登録を行えば、各市町村から毎年ハガキ(注射のお知らせ)が送られてきますので、次回からはそのハガキをお持ちください。
【すでに登録されている方】
3~4月頃になると、各市町村から毎年ハガキ(注射のお知らせ)が送られてきますので、そのハガキをお持ちください。予約は必要ありません。
また、送られてきたハガキをご覧になって、記載内容に変更や間違い等がある時は、スタッフまでお申し出ください。
●混合ワクチン
感染症の原因となるウイルスや細菌はペットの身近に存在し、中にはペットの命を脅かすような恐ろしいものもあります。
混合ワクチンには、この感染症を予防したり感染しても軽症で済む効果があり、1年間ぐらい効果があります。
とはいえ、ワクチンには副作用のリスクもありますので、心配な方は受診時にご相談ください。
予約は必要ありません。混合ワクチンの種類や接種時期など、詳しくは獣医師にご相談ください。
●フィラリア予防
フィラリアは、蚊に刺されることで感染し、放置すると死に至ることもある恐ろしい病気です。
フィラリア症の症状は、はじめあまり目立ちません。症状は、元気・食欲がない、咳をする、やせる、血尿、おなかが大きくなってきたなどです。
ワンちゃんにとってそんな怖いフィラリア症ですが、5~12月初旬頃まで、毎月1回予防薬を飲ませてあげることで、ほぼ100%予防できます。
予防薬を飲ませる前に、フィラリアが感染していないかどうかを調べるために簡単な血液検査が必要です。
万が一、フィラリアに感染しているワンちゃんに予防薬を飲ませてしまうと、ショック症状を起こす危険性があるため、投薬前の検査は非常に大切です。
体重によってお薬が違いますので、4~5月頃までにワンちゃんと一緒にご来院ください。
●ノミ・ダニ対策
ノミ・マダニ対策は前回のブログにも詳しく書きましたのでこちらを参考にして下さい。
そしてなんと今なら、ノミ・マダニ予防をして頂いた方にもれなく可愛いお散歩バッグをプレゼントさせて頂きます!(*´Д`)ノ
飼い主様にも大変好評を頂いています。数が無くなり次第終了となりますのでお早めに!ヾ(´∇`。*)ノ